チャツボミゴケ公園では、守らないといけない点や気をつけないといけない点がございます。
穴地獄と呼ばれるチャツボミゴケの群生地では、木道が整備されています。
この木道はただ歩きやすくしているだけではありません。
チャツボミゴケを踏みつけたり、乗ったりすることにより貴重なチャツボミゴケを台無しにしないようにするためです。
1人が木道を歩き出すと他の人も真似をしだすため、勝手な行動が貴重なコケを台無しにする可能性があります。
駐車場からチャツボミゴケの群生地である穴地獄まで徒歩5~10分かかります。ここは上り坂になっており、脇には穴地獄から流れてきた川があります。
その川の岩にもチャツボミゴケが付着していますが、その岩まであえて行けないように柵が設けられています。
貴重なチャツボミゴケを守るための柵です。その奥には行けません。
トイレがあるのはただ1か所。公園事務所の脇です。
公園事務所で保全協力費300円を支払うわけですが、その先にはトイレはひとつもありません。お支払いの際にトイレに行っておかなければなりません。
トイレの場所はわかりづらいです。事務所の方に聞くのが適切です。
チャツボミゴケ公園はコケを鑑賞するためのひっそりとした公園です。
賑やかな観光地とは違いますので公園内にゴミ箱はありません。
ゴミの持ち帰りが必要です。
東京方面からチャツボミゴケ公園に行くには、関越道を降りた後ひたすら一般道を走ります。
途中から道が非常に細くなって行きます。大型バスが入れないような極めて狭い道を通りますので、対向車とのすれ違いが大変な箇所も出てきます。
車を駐車場に停めたら穴地獄まで上り坂を歩きます。途中、木陰はほとんどありません。
夏場はかなり汗をかきます。熱中症対策にも飲み物持参は必須です。
購入するには公園事務所の脇にある自動販売機しかありません。